24時間換気のお話し
最近の住宅には24時間換気設備が原則として設置されています。
その名の通り24時間(1日中)建物内の換気が行われるように設計された換気設備のことで
建物の気密性が高く、隙間風などがなくなってきている現在の建物では、空気が室内にこもってしまい
シックハウス症候群などになってしまう危険性があることから、その対策として2003年に原則として
すべての住宅に24時間換気設備の設置が義務付けられました。
シックハウス症候群とは簡単に言うと空気汚染が原因で起こる健康被害のことです。
(詳しくはインターネットなどで調べてみてください)
室内の空気循環が悪いと汚染物質が室内空気中にとどまりやすくなり
その空気を吸い込んでしまうことが原因とされています。
現在ではシックハウス症候群の原因とされている物質の量が規制されていることと
24時間換気設備の設置がされていることからシックハウス症候群の症状を訴える方は
あまり聞かなくなりましたが、原因物質の含有量がゼロになったわけではありませんので
(含有量に規制はありますが使用自体は規制になっていない)
24時間換気がいかに重要か分かるかと思います。
ちなみに私は建築業界に入って28年、規制前から仕事をさせていただいてましたので
原因物質を少なからず吸引しております・・・
その結果、シックハウス症候群の症状があるんです・・・😓
換気って大事ですよ!